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2022/04/20 15:33



 こんにちは!
気候も暖かくなり、ようやく新茶の季節がやってきますね。
今日は新茶についてのお話をしていきたいと思います。


1、新茶とは?時期はいつ頃?

「新茶」とは、チャノキが冬を乗り越えた後、一番はじめに生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のことです。    
地域そして気温の変化、環境によって異なりますが、新茶の季節は5月のはじめ・八十八夜の頃。
「夏も近づく八十八夜〜♪」というフレーズの歌がありますが、これは茶摘みの歌で、立春から数えて88日目にあたる日を言います。
新茶が摘めるのは1年に1度だけで、この新茶の時期のお茶は「新茶を飲むと無病息災で過ごせる」という言い伝えがあるほど、栄養価が高いと言われています。



2、新茶ってどうやって淹れるの?おいしい淹れ方は?

新茶は渋みや苦味が少なく、反対に旨みが多いと言われています。
新茶のさわやかな香りが楽しみたい時は、やや熱めのお湯(80度くらい)でさっと抽出するのがおすすめです。
また、旨みをじっくり楽しみたい方は、お湯を60度くらいまで冷ましてから抽出すると、旨みをさらに感じられる味わいになります。

今回は旨みをじっくり味わえる方法を、写真つきでご紹介したいと思います!

①まず、湯呑みにお湯を入れる
湯のみの8分目位までお湯を注ぎます。



②次に、急須に茶葉を入れる
茶葉の量は1人3g(小さじ1杯程度)



③先ほど入れた湯呑みのお湯を急須に入れる
湯呑みに移したお湯を60℃程まで冷まし、急須に注ぎます。
(1回移すごとにお湯の温度は10℃程下がると言われています)
その後、30~60秒ほど待ちます。



④急須のお茶を湯呑みに注ぐ
急須を2・3度回し、茶葉を開いた後、湯呑みに注ぎます。
注ぎたい湯呑みがいくつかある場合は、数回に分け少しずつ均等に注いでいきます。
最後の1滴までしぼりきるのが、美味しく淹れるポイントです!



3、農家さんの1年をかんじながら味わう

お茶を淹れた後、「じっくりと味わう」までが、新茶の楽しむコツです。
お茶の味わいは、同じ茶農家さんのつくった同じ品種でも、毎年少しずつ味が異なります。
農家さんの元でどのように育ってきたのか、気候や環境の変化によっても変わっていくのです。

お茶が農家さんとともに過ごした1年をかんじながら、味わってみてくださいね。

▼当店で扱う新茶はこちら
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当店人気No.1の希少茶、黄金みどり煎茶
濃い旨みが特徴の黄色い煎茶、餡子などのお菓子と相性が抜群です。



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2022新茶 煎茶 すみ火
生葉の香りを残す、浅く蒸された煎茶を
地元の原料で作った炭を使い、丁寧に焙煎しました。
独特の香ばしさと旨味が、スタッフ達を虜にした逸品です。